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葬神記 [化野燐]

考古学をベースにしたミステリーという、これまでに読んだことのない感じの内容だったので購入した「葬神記 考古探偵一法師全の慧眼」。
作家は化野燐(あだしのりん)先生。
妖怪研究家であり、評論家であり、妖怪、怪奇を題材にした作品を多く出している小説家です。

怜悧な頭脳とカミソリのような態度。
一法師全(いっぽうし ぜん)は私設研究所に所属する文化財専門のトラブルシューターで、「考古探偵」の異名を持つ。
遺跡の発掘現場で死体が発見され、教育委員会から依頼を受けた一法師の登場によって事件は解決するかに見えたが、それは始まりに過ぎなかった。

考古学をベースにしているということで、章立ては「第一次調査」「第二次調査」、小タイトルは「第一層」「第二層」。
内容はミステリーですね。
いまひとつ、考古学ということと主人公の一方師全のキャラが掴みきれませんでしたが、そこそこ面白かったですね。

この作品は文庫書下ろしで3月に角川文庫から刊行されました。
そして早くも5月に第2作目である「鬼神曲」が刊行され、シリーズ作品となりました。
第2作目も購入して、現在読んでいる最中です。




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