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ビブリア古書堂の事件手帖 [三上延]

以前から気になっていて、先日やっと手に入れた「ビブリア古書堂の事件手帖」。
本屋さんでは結構見かけたんですが、ネット書店では一時期品切れ状態が続いていました。
結局ネット書店では手に入れられなかったので、会社近くの行きつけの本屋さんで購入しました。
ここでは注目作品のコーナーに置いてありました。
作家は三上延先生。
神奈川県出身のライトノベル作家です。

鎌倉の片隅でひっそりと営業している古本屋「ビブリア古書堂」。
そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。
残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。
接客業を営む者として心配になる女性だった。

だが、古書の知識は並大抵ではない。
人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。
彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。

内容は紹介文にある通りなのですが、面白いのは4つの章のそれぞれが1冊ずつ、古書が題材とされているところですね。
その古書をめぐる物語が展開していく形です。
雰囲気としては、ちょっと懐かしい、昭和的な匂いがする物語でしたね。
読後感はそこそこ良くて、あと本がテーマということもあって、個人的には好きな作品でした。

これはシリーズ化するんでしょうか。
彼の他のライトノベル作品は全てシリーズ化されているようですので、これもシリーズ化するんじゃないかと思っています。
古書の数だけストーリーが作れるでしょうから、是非シリーズ化してほしいですね。
もちろん購入すると思います。




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