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ガーディアン [石持浅海]

Wikipediaの小説家一覧から気になってピックアップした作家、石持浅海先生。
1966年生まれ、長編デビューは2002年の作家です。
彼の作品の中で一番気になっていて、先日購入したのが「ガーディアン」。
2008年8月に単行本で刊行され、2010年5月に光文社文庫から文庫化された作品です。

幼時に父を亡くした勅使河原冴は、ずっと不思議な力に護られていた。
冴が「ガーディアン」と呼ぶその力は、彼女の危険を回避するためだけに発動する。
突発的な事故ならバリアーとして。
悪意を持った攻撃にはより激しく。
では、彼女に殺意を抱いた相手には?

構成としては、「ガーディアン」の力を持っていた主人公、勅使河原冴の章、間章を挟んで、冴の子供の栗原円の章となっています。
冴の力は、子供の円にも引き継がれ、やがて遭遇する事件で...

この作家の作品は初めて読んだのですが、これは結構面白かったです。
特に、栗原円の章は緊迫感もあって、続きが気になって一気に読んでしまいました。
この作家の作品はたぶん全てが単体の作品でシリーズものではないのですが、シリーズ化しても少し面白いんじゃないかと思いました。
ネタとしてはこれ以上発展はしないかもしれませんが...

これ以降、他の作品はまだ読んでいません。
気になる作品はいくつかあるのですが、どれが良いか選ぶのに悩んでいます。




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