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ドミノ [恩田陸]

新規開拓をしようと手に取った「ドミノ」。
2001年7月に単行本で刊行され、2004年1月に角川文庫から刊行されました。
「発見!角川文庫2011」の対象作品です。
作家は恩田陸先生。
女性小説家で、この名前はペンネームのようです。

1億円の契約書を持つ締め切り直前のオフィス、下剤を盛られた子役、別れを画策する青年実業家、待ち合わせ場所に行き着けない老人、警察のOBたち、それに...

真夏の東京駅、28人の登場人物はそれぞれに、何かが起きるのを待っていた。
迫りくるタイムリミット、もつれあう人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れていく!

登場人物が28人!
短い章毎に次々とストーリーが切り替わり、スピード感がすごいです。
あまりに切り替わりすぎて、多少読みにくかったものの、面白かったですね。
読後感も良かったです。
それぞれのストーリーが最後に絡み合う展開にハマりましたね。

この作家の作品は読むのが始めてですが、なかなか良さそうです。
他の作品も読んでみたくなりましたね。
今度、購入候補リストを更新する時に探してみたいと思います。




※こちらは単行本版です。

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