SSブログ

怪盗探偵山猫 [神永学]

「心霊探偵八雲」シリーズの神永学先生の新たな作品、「怪盗探偵山猫」。
語呂が似てますね、「心霊探偵八雲」と...
今年の2月に、文庫版で刊行されました。

「怪盗探偵山猫」は、2006年に「山猫」というタイトルで刊行されていて、文庫化は絶望視されていたそうですが、大幅な改稿の末に改題されて文庫化されました。
「山猫」と呼ばれる謎の窃盗犯は人を殺さないのが信条。
しかし、とある出版社の社長が殺害され、その容疑者として名前が出た「山猫」。
何故なのか!?


350ページ弱と読みやすいページ数で、サクサクと読めてしまいました。
シリーズ化されそうなのですが、個人的にはまだ「山猫」のキャラが固まっていない気が。
読み終わった後も人物像がよく分かりませんでした。
まあ、謎のキャラクターなんで、謎をいっぱい秘めた主人公だと思いますが...

あとがきで著者がこんなことを書いています。

この先どんな事情があろうと、どれだけ時間がかかろうと、生まれ変わった「山猫」は、きっと帰ってくることでしょう。
山猫は、次にどんな活躍を見せるのか?
待て!しかして期待せよ!

待ちましょう!
そして、期待しましょう!
シリーズ2作目が出るのを楽しみにしています。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。