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硝子の殺人者 東京ベイエリア分署 [今野敏]

「安積班」シリーズ第3弾である「硝子の殺人者」。
「東京ベイエリア分署編」としても3作目にあたるこの作品はなんと1991年8月に新書版が刊行されました。
その後、1998年11月にケイブンシャ文庫から文庫化され、さらに8年後の2006年9月にハルキ文庫から刊行されています。

東京湾岸で乗用車の中からTV脚本家の絞殺死体が発見された。
現場に駆けつけた東京湾臨海署(ベイエリア分署)の刑事たちは、目撃証言から事件の早期解決を確信していた。
だが、即刻逮捕された暴力団員は黙秘を続け、被害者との関係に新たな謎が...

記事を書く際に改めて刊行時期を調べて、こんなに古い作品だったのかと驚きました。
今読んでも全然大丈夫ですね。
警察小説なので、時代にはあまり左右されないんでしょうか。
この作品で、「安積班」シリーズ3作目ですが、やっぱり面白いですね。
警察小説にハマるきっかけになったシリーズ。
間違いはありませんでした。

問題はこれがハルキ文庫から刊行されているということ。
既刊は全て購入済みではありますが、ハルキ文庫は結構高いです。
241ページのサイズなのに、700円を超えています。
この値段だと文庫になってもあまりお得感を感じませんね。
もともと文庫書下ろしなら仕方がないですが、文庫化される作品を待っている一番の理由はお値段ですから。




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